Revenue Structure Reform — Diagnostic

「取り漏れはありません」
——その認識を、
3か月のレセプト精査が覆します。 請求は、している。しかし戦略的算定は、できていない。

30年間、200を超える医療機関の現場で最初に聞く言葉は
いつも同じだった——「うちは問題ありません」。
そして精査すると、必ず出てくる。

— 実際の改善事例(匿名・急性期病院)
¥200,000,000
外来部門のみの精査で確認された算定漏れ・算定ミスの規模(1年間)。
01

業界の不都合な真実

— The Inconvenient Truth

多くの医療機関では、今日も誠実に請求業務が行われている。 問題は、誠実さではない。

問題は——「経営視点を持った戦略的算定」が存在していないことだ。

「請求している」
「適正収益化できている」

点数を適正かつ最大限に算定する視点、取り漏れを防ぐ視点、 同一手技でも算定設計を工夫する視点、DPCや包括制度を踏まえた経営視点—— これらが欠けているケースが、現場では非常に多い。

「請求している」と「戦略的算定ができている」の間には、 年間数百万から数千万円の差が生まれている。 これが、慢性的な収益漏れの正体である。

02

6つの構造的原因

— Six Sources of Revenue Leakage
01
算定漏れ
取れる加算を取っていない
制度上、算定要件を満たしているにもかかわらず、医事課の知識不足や確認不足により未算定となっているケース。日常的かつ最も頻繁に発生する。
影響度:★★★ (件数が多く蓄積しやすい)
02
査定・返戻
書き方の不備で戻される
請求自体は行うが、カルテ記載の不備や算定根拠の欠如により保険者から減点・返戻されるケース。再請求の手間と機会損失が継続的に発生する。
影響度:★★ (返戻対応の工数損失も含む)
03
施設基準の未取得
取れる基準を取っていない
算定可能な施設基準を届け出ていないため、そもそも請求できない状態が継続しているケース。一度取得すれば以後継続的に収益が発生するため、損失が最も大きい。
影響度:★★★★ (一度取得すれば毎月継続的に発生する最大損失源)
04
改定対応の遅れ
新設・改定点数を取り切れていない
診療報酬改定で新設または変更された点数に対応できていないケース。特に2026年改定では、複数の新加算と要件変更が集中しており、対応遅れが直接的な収益差になる。
影響度:★★★ (改定直後ほど損失が大きい。対応が遅れるほど累積する)
盲点
05
DPC包括下の過剰検査
検査を増やすほど利益が圧迫される
DPC包括制度では、多くの検査・投薬・注射が包括評価となるため、検査件数を増やしても病院収益には直結しない。戦略なく検査を増やすと、病院側のコスト負担のみが増加する構造が生まれる。
影響度:★★★ (DPC対象病院限定。検査増加が利益を圧迫する逆転現象)
根本原因
06
医事課の「入力部門」化
経営視点が存在しない
制度を読み、点数を入力し、返戻対応する——そこまでは行う。しかし収益最適化・算定設計・診療科別分析・部門横断調整まで踏み込めていない。これが、上記すべての原因を生み続ける構造的根本問題だ。
影響:構造的・無限大
実際の診療報酬請求精度調査で確認された事例
都内のクリニック
¥700万以上 / 年
都内の大病院(500床以上)
¥9,960万 / 年
都内の大病院(400床以上)
¥1億4,400万 / 年
いずれも「問題ない」と言っていた施設で確認された。
※ 実際の診療報酬請求精度調査における確認事例より。施設により数値は異なります。
— Case Analysis
なぜ500床の病院より400床の病院の方が、算定漏れが4,400万円多かったのか。
病院A
病床数
500床以上
標榜診療科
30
確認された年間算定漏れ
¥9,960万
病院B
病床数
400床以上
標榜診療科
45
確認された年間算定漏れ
¥1億4,400万
両病院とも救命救急センター・災害拠点病院・病院機能評価の指定を持つ。病床数は病院Aの方が多い。にもかかわらず、病院Bの算定漏れが4,400万円多かった。

差を生んだのは標榜診療科数(30科 vs 45科)だった。診療科が15科増えると、算定対象となる指導料・加算・管理料の種類は数十項目単位で増加する。それを把握しているのは各診療科の医師と看護師であり、医事課単独での管理は構造的に不可能だ。
— 実際に確認された算定漏れの典型例
Example 01
てんかん指導料
(250点/月・外来)
標榜診療科の専任医師がてんかん患者に指導を行った場合に算定可能。しかし算定ルールが職員に周知されておらず、長期にわたり未算定のまま継続していた。
Example 02
外来栄養食事指導料
(260点・初回)
医師の指示に基づき管理栄養士が指導を行った場合に算定可能。指導室の運用と対象患者の情報収集体制が整備されておらず、算定対象患者が把握されていなかった。
Example 03
退院時薬剤管理指導料
(退院時算定)
退院時に薬剤師が薬学的管理指導を行った場合に算定可能。退院業務の多忙さの中で薬剤師・医事課間の連携が機能せず、算定が継続的に抜け落ちていた。
いずれも「医事課の怠慢」ではない。算定ルールを知っているのは各診療科・薬剤師・管理栄養士であり、情報が医事課に届く仕組みが存在しないことが根本原因だ。医事課だけに指導しても、何も変わらない理由がここにある。
03

なぜ改善されないのか

— Why It Never Changes

最大の理由は、医事課が「入力部門」になっていることである。 多くの施設では、制度を読み・点数を入力し・返戻対応するところまでは行う。 しかし、収益最適化・算定設計・診療科別分析・医師のオーダリング最適化まで踏み込めていない。

つまり、「経営視点を持った医事課」になっていない。 これが慢性的な収益漏れの本質的原因である。

医事課だけに言っても、変わらない。

算定改善は、医事課への指導だけでは解決しない。 なぜなら——収益構造は、現場行為によって決まるからだ。

本当に改善するためには、診療実施側への直接介入が必要である。

理事長
院長
診療部長
看護部長
事務長
薬剤部長
リハビリ部長
検査・放射線技師長

この8者に直接介入して初めて、病院全体の収益構造が動き始める。 「医事課改善」ではなく「病院全体の収益構造改革」として取り組む必要がある。

「医療として正しい」と「経営として持続可能」は、必ずしも一致しない。

医師は患者状態を詳細に把握するため、広範囲な検査をオーダーする傾向がある。 しかしDPC包括制度では、それが収益を圧迫する構造になり得る。 この調整設計ができる人間が、今の医療機関には不足している——それが現実だ。

04

収益構造改革の4フェーズ

— The Four-Phase Methodology
01
Phase 01 — Audit
レセプト精査による構造的問題の可視化
過去3〜6か月分のレセプトデータを全診療科で精査する。 「請求している」と「取れているはずなのに取れていない」の差分を数値で明らかにする。 この段階で、多くの施設では想定を大きく超えた収益機会損失が判明する。
02
Phase 02 — Intervention
8者横断ヒアリングと現場行為の乖離特定
理事長・院長・診療部長・看護部長・事務長・薬剤部長・リハビリ部長・検査放射線技師長の8者に直接ヒアリングを行い、 現場の診療行為と算定設計の間にある構造的乖離を特定する。 収益漏れは「医事課の問題」ではなく「診療現場の設計問題」であるケースが大半である。
03
Phase 03 — Redesign
算定設計の再構築と診療科別収益モデルの確立
医事課と診療現場を統合した算定設計を行う。 診療科ごとの収益構造を設計し直し、施設基準の見直し・DPC損益管理・ 医師のオーダリング最適化を並行して実装する。 「医療として正しい」と「経営として持続可能」の両立を設計に組み込む。
04
Phase 04 — Sustain
月次モニタリングと「戦略型医事課」への組織進化
改善後の定着を月次モニタリングで担保する。 同時に、医事課職員を「入力部門」から「戦略型医事スペシャリスト」へと進化させる人材育成を並行して行う。 外部コンサルへの依存を排し、施設内部に収益最適化の機能を内製化することが最終目標である。
05

実績と権威

— Track Record & Authority
30YRS
実務経験
200+
支援施設数
08BKS
著書
entier Inc. コンサル案件(匿名)
都内 / 透析専門クリニック
年間 医業収入改善額
¥30,000,000
年間
算定漏れの体系的な洗い出しと、加算算定の設計見直しにより実現。 医事課への指導ではなく、診療フローそのものの再設計を行った。
entier Inc. コンサル案件(匿名)
都内 / 急性期病院(500床以上)
年間 算定漏れ確認額(外来部門のみ)
¥200,000,000
1年間(外来部門のみ)
全診療科を精査した結果、外来部門だけで1年間に2億円規模の算定漏れを確認。 「問題ない」という認識のもとで、この規模の損失が構造的に発生し続けていた。

「取り漏れはありません」
——その言葉を30年間、
200施設で聞き続けてきた。

医療経営コンサルタントとして現場へ入る際、最初に聞く言葉はいつも同じだ。 しかしレセプトを3か月〜半年分精査すると、病院の状態はほぼ見えてくる。

問題は、請求をしていないことではない。 「経営視点を持った戦略的算定」が存在していないことだ。 そして、これは医事課一人の責任ではなく、病院全体の構造問題である。

日本・中東・アジアを横断する医療経営の現場で積み上げた30年の判断パターンを、 あなたの施設に実装する。

代表 三森義夫について →

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無料診断は7問のチェックリストで完了します。
診断後、推定収益機会損失額のレポートをメールでお届けします。

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06

無料収益診断ツール

— Free Revenue Diagnostic
Question 01 / 07
施設の月間レセプト件数はおおよそどの規模ですか?
1 / 7
Question 02 / 07
直近1年以内に、施設基準の取得状況を全項目で見直しましたか?
2 / 7
Question 03 / 07
加算項目(時間外、初診、各種加算等)の算定ルールを医事課で月次レビューしていますか?
3 / 7
Question 04 / 07
直近の査定・返戻の月間件数はどの程度ですか?
4 / 7
Question 05 / 07
2026年診療報酬改定への対応は完了していますか?
5 / 7
Question 06 / 07
貴施設はDPC対象病院ですか?
6 / 7
Question 07 / 07
医事課と診療現場(医師・看護師・コメディカル)の定期的な連携会議はありますか?
7 / 7
診断結果 — Estimated Revenue Loss
貴施設の推定収益機会損失額
/ 年間(推定)
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07

改善事例

— Case Studies
entier Inc. コンサル案件(匿名)
都内 / 透析専門クリニック
年間 医業収入改善額
¥30,000,000
年間
算定構造の全面見直しと診療フローの再設計により、年間約3,000万円の医業収入改善を実現。 医事課への指導だけでなく、透析室の診療体制そのものへの介入が改善の鍵となった。
entier Inc. コンサル案件(匿名)
都内 / 急性期病院(500床以上)
年間 算定漏れ確認額(外来部門のみ)
¥200,000,000
1年間(外来のみ)
全診療科を精査した結果、外来のみで1年間に約2億円規模の算定漏れ・算定ミスを確認。 「問題ない」という認識のもとで、この規模の損失が継続的に発生していた。
共通する教訓
200施設・30年間の法則
最初に聞く言葉
「問題ありません」
——これは例外なく覆される
200を超える施設で共通しているのは、精査前は全ての施設が「問題ない」と言うことだ。 これは嘘をついているのではない。 見えていないのだ——戦略的算定の視点がなければ、問題は問題として認識されない。
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よくある質問

— FAQ
はい、完全無料です。診断結果のレポートもLINE登録後に無償でお届けします。 診断後に本契約を強要することは一切ありません。 診断の結果、収益改善の余地がないと判断される場合も、その旨を率直にお伝えします。
はい。収益構造は現場行為によって決まるため、医事課への指導だけでは根本的な改善はできません。 院長・診療部長・薬剤部長・リハビリ部長・看護部長・事務長・検査放射線技師長など、診療実施側への直接介入を行います。 これが他のコンサルとの最大の違いです。
はい。DPC包括制度における過剰検査・投薬の問題は、出来高病院とは異なる構造的課題があります。 DPC環境に特化した算定設計と損益管理の観点から対応します。 「検査を増やすほど収益が圧迫される」という逆説的な構造を、診療科ごとに設計し直します。
算定要件を満たすカルテ記載のSOP(標準作業手順)を組織的に整備することで、 個別指導への対応力が大幅に向上します。 適正なエビデンスと記録体制が整っていれば、行政指導にも適切に対応できる体制が整います。 「請求を増やせば指導を受ける」という誤解は、カルテ記載の組織的整備で解消されます。
本ページの診断・改革プログラムは、収益構造の現状把握と改革実装を目的としています。 AIVANCEは医療経営者向けのAI実装支援プログラムです。 両者は補完関係にあり、収益構造改革の後にAI実装を組み合わせることで、経営改善の効果が最大化されます。
TAKE ACTION

「戦略なき医事課」からの脱却は、
3分の診断から始まる。

最初の一歩は、現状を数字で見ることだ。
診断は無料。レポートも無料。
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